離乳食を進めていくと、「ミルクはいつまで必要なのかな?」「ミルクなしにしたらカロリー足りないかな…」「卒ミ・卒乳したいけど目安が分からない!」と育児用ミルクに対する悩みがどんどん出てきます。
今回の記事では、(主に1歳以降で)どれくらいご飯を食べていたらミルクを卒業できるのか、摂取カロリーの観点から考えてみたいと思います。

うちの子も結構食べるようになってきたので、ミルク卒業について悩み中です。
続けても特にデメリットはないのですが、粉ミルクが結構高いんですよね…。
育児用ミルクのカロリーは?
ミルクは母乳の代わりに与えるものなので、厚生労働省が栄養についての基準を定めています。
エネルギーは100mL当たり60-70kcalとなるよう定められていて、大体各メーカー67kcal程度で揃っているようです。
1回につき200mL飲むならば、ミルクから約140kcalを取っていることになります。
1歳児に必要なカロリーは?
「日本人の食事摂取基準(2025年)」によると1~2歳の推定エネルギー必要量は男児950kcal、女児900kcalです。

「推定」と書かれている通り、あくまで目安です。9-11ヵ月の推定エネルギー必要量が700kcalなので、そこからじわじわ900kcalに増やせれば大丈夫!
そもそも厚労省が出している授乳・離乳の支援ガイドでの、この時期の1食の目安量だと1日900kcalは厳しいです。
この時期だと1日3食+捕食(おやつ)1~2回だと思うので、食事は250-300kcalを目標にしつつ足りない分をおやつで補う形にすれば、エネルギー的にはミルクを安心して卒業できるということになります。
ひだまり家の食事(参考)
試しに我が家の1日の食事で計算してみます。(カロリーはザックリ計算)
- 朝一番にミルク160mL:110kcal
- 朝食 和光堂のシリアル8g(30)+手作り野菜スープ60g(大体40?)+おさかなミンチ15g(10):80kcal *()内はカロリー
- 昼食 ごはん90g(150)+カレー(鶏ひき肉入り)60g(ルー40+具材10)+お野菜チヂミ2枚(40):240kcal
- おやつ バナナ30g(30)+ベビーダノン(プレーン)45g(40):70kcal
- 夕食 ごはん90g(150)+ミックスベジタブル30g(20)+卵0.5個(40):210kcal
- お風呂後、ミルク140mL:100kcal 合計810kcal

手作り系おかずのカロリーについてはかなりアバウトですが、主食とおやつが大事なのは伝わるかと思います。そしてシリアルはヘルシー!
食パンなら90kcalくらい(6枚切り、耳なし)になるので、朝食をご飯か食パンに変えつつ、おやつも炭水化物を追加すればミルクがなくても何とかなりそう?
これを毎日計算したら気が滅入ってしまいますが、たまに計算すると気付きがありそうな気がしました。(意外とイケてるじゃん!とか)
朝もお米にしてしまうのが楽ではあるのですが、色々な食べ物に触れてほしいので朝食の主食は何となくお米以外にしています。
油と仲良く
カロリーを摂る一番の方法は食事の量を増やすことですが、これ以上量は増やせないよ!という場合におススメなのが、バターやオリーブオイルなどの油脂類を取り入れることです(うちの息子は水分多めのおかずがNGで、スープは60gでいっぱいいっぱい…)
何となく小さい時の離乳食の基準を引きずって油はダメだと思いがちですが、少しずつ大人の食事に近づけていくために油を使うことが大切になってきます。
油脂類は1gあたり9kcalと効率的にカロリーを増やせるので、調理の際に小さじ1使えば30~40kcalになります。バターだと風味も加わるので、スープに落とせばお手軽に味変できます。(有塩バター10gで0.15gほどの塩分が入っているので、塩分量には注意)
1歳を超えれば牛乳もOK
鉄分の吸収を妨げてしまうので1歳までは飲み物として与えないように勧められている牛乳ですが、1歳を超えれば飲み物として使ってOKです。
あまりにも量が多いと貧血の原因となるので1日200-400mLに抑える必要はありますが、脂質もたんぱく質も豊富な優秀な飲み物なのでぜひ積極的に取り入れましょう(カロリーは育児用ミルクと大体同じ、たんぱく質はフォローアップミルクよりも多いです。もちろんカルシウムはたっぷり!)
鉄分が強化された牛乳もありますが、1歳児には鉄分が多すぎて肝臓に負荷をかける恐れがあります。どうしても食事で鉄分補給が難しければ、フォローアップミルクの使用を検討しましょう。食事で鉄分がとれていれば、無理に卒業前にフォローアップミルクを挟む必要はありません。
無理せず焦らず行きましょう
その子によって食べられる食事の形態や量は異なります。育児用ミルクは栄養価も高いので、うまく力を借りながら離乳食を進めていきましょう!
そして今回はカロリーの話がメインになりましたが、もちろん他の栄養素も大切です。カロリーが高いからと言って特定のメニューばかり出すと栄養が偏ってしまうため、様々な食材を取り入れることが大切です。

ミルクが減った分の水分補給も忘れずに!
気負わず、子どもの様子を見ながらミルクが卒業できるといいですね
追記:記事を書いてから1か月後、1歳2カ月で無事にミルクを卒業しました。お風呂後の水分補給に一抹の不安は残りますが、今のところ夜泣きが増えることもなく過ごせています。




コメント